評議員会

評議員会 議事録

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第55回日本胸部外科学会九州地方会総会 評議員会 議事録

議事進行
  1. 第55回日本胸部外科学会九州地方会総会 会長
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 腫瘍外科学
    教授 永安 武
日時
  1. 2022年7月28日(木) 13:40~14:40
場所
  1. 出島メッセ長崎 第1会場(1階101 BC)
  1. 今年度第55回日本胸部外科学会九州地方会総会評議員会は、日本胸部外科学会九州地方会評議員会総数220名中、出席者115名、委任状55名の計170名であり、過半数に達しているため評議員会は成立した。

<議事内容>

1.庶務報告

  1. 日本胸部外科学会九州地方会 会員数の動向と年会費納入状況が報告された。
    2021年度九州地方会総会員数は1148名(前年度より-5名)、新規入会数は46名、退会者数は51名(未納退会19名、希望退会19名、他地区へ異動4名、死亡退会7名)であった。
  2. 死亡退会された方々に黙祷を捧げた。
    *2021/4~2022/3月までに連絡があった訃報:5名
    井口 潔 先生
    (名誉会員 2021/9/5ご逝去)
    2021/9事務局把握

    香月 武人 先生
    (特別会員 2021/2/3ご逝去)
    2021/7事務局把握

    川良 武美 先生
    (一般会員 2021/9/24ご逝去)
    2022/2事務局把握

    酒井 巖海 先生
    (一般会員 2021/2/18ご逝去)
    2021/10事務局把握

    野沢 文基 先生
    (一般会員 2022/2/12ご逝去)
    2022/3事務局把握

    *2022/4月以降に連絡があった訃報:2名
    大田 満夫 先生
    (名誉会員 2021/7/3ご逝去)
    2022/4事務局把握

    児玉 敦幹 先生
    (一般会員 2021/5/22ご逝去)
    2022/4事務局把握


    ・名誉会員22名 (前年度より+3名)
    ・特別会員21名 (前年度より-1名)
  1. 2021年度 (2021/4/1~2022/3/31) 会費納入状況
    ・地方会評議員 87.2%
    ・地方会のみ会員 52.1%

2.会計報告

  1. 以下の会計報告について、福岡大学医学部 心臓血管外科 和田 秀一 先生に監査いただき、ご承認をいただいた旨の報告があった。
  1. 杉尾 賢二 先生(大分大学 呼吸器・乳腺外科学講座 教授)よりご報告。
    「第54回九州地方会総会」会計報告 (大分大学作成)
  1. 神尾 明君 先生(九州大学大学院 循環器外科学 医局長)よりご報告。
    2021年度事務局会計報告、総会と事務局会計をまとめた収支計算書・貸借対照表(九大事務局作成)

3.次期会長選出の件

  1. 世話人会・評議員会にて承認済
    2023年(第56回)会長に
    大分大学 心臓血管外科 宮本 伸二 先生
    2024年(第57回)会長に
    産業医科大学第2外科 田中 文啓 先生
    2025年(第58回)会長に
    九州がんセンター 消化管外科 森田 勝 先生
  1. 今年度世話人会からの推薦者について
    2026年(第59回)会長に、熊本大学 心臓血管外科 福井 寿啓 先生が推薦され、全会一致で承認された。

4.世話人交代の件

  1. 現世話人である西村 陽介 先生(心)、白石 武史 先生(肺)が任期満了となった。後任として、琉球大学大学院 胸部心臓血管外科学講座 古川 浩二郎 先生(心)、久留米大学医学部外科学講座 光岡 正浩 先生(肺)が推薦され、全会一致で承認された。

5.本年度会計監査人の選出

  1. 監査人
    会計監査人の福岡大学医学部 心臓血管外科 和田 秀一 先生が任期満了のため、後任として、産業医科大学 心臓血管外科 西村 陽介 先生が推薦され、全会一致で承認された。

6.名誉会員、特別会員推薦(細則に基づいて)

  1. ※細則第1条に基づき、以下4名が推薦され、全会一致で承認された。

新 名誉会員認定者

中村 都英 先生

社会医療法人泉和会 千代田病院 院長

新 特別会員認定者

明石 英俊 先生

戸畑共立病院 顧問、血管外科部長

林 明宏 先生

天神会新古賀病院 副理事長/古賀国際看護学院 学院長

益田 宗孝 先生

社会医療法人財団池友会 福岡和白病院 院長

7.令和4年度地方会評議員

  1. 7-1. 新 推薦評議員認定者

今坂 堅一 先生

国立病院機構 九州医療センター 心臓血管外科

科長

小副川 敦 先生

大分大学医学部 呼吸器・乳腺外科学講座

准教授

押富 隆 先生

済生会熊本病院 心臓血管外科

部長

木村 聡 先生

九州大学病院 心臓血管外科

講師

熊野 浩 先生

北部地区医師会病院 心臓血管外科

科長

桑原 豪 先生

福岡大学医学部 心臓血管外科

講師

髙松 正憲 先生

嬉野医療センター 心臓血管外科

部長

武田 雄二 先生

佐賀県医療センター好生館 呼吸器外科

部長

饒平名 知史 先生

国立病院機構 沖縄病院 肺がんセンター

センター長

松本 和久 先生

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 心臓血管外科学分野

講師

森山 周二 先生

九熊本労災病院 心臓血管外科

部長

山本 学 先生

国立病院九州がんセンター 消化管外科

部長

  1. 新 推薦評議員への推薦に関して審議された。細則第3条2項に基づき、厳正なる審査により上記12名を認定することに決定した報告がなされ、全会一致で承認された。
  1. 7-2. 推薦評議員継続について(細則に基づいて)
  2. ◎評議員資格喪失者について
    1)3年連続の評議員会欠席:今回該当者なし
  3. 2)定年者: 6名 ※第55回総会後 (8月1日)より、一般会員へ移行
    ・江石 清行 先生
    ・枝川 正雄 先生
    ・末吉 晋 先生
    ・田中 啓之 先生
    ・中村 克彦 先生
    ・宮城 和史 先生
  4. 3)3年任期満了に伴い35名の先生へ諾否を伺い、諾34名、否1名の報告があった。
    (推薦評議員継続 「否」の1名について)
    ・吉岡 正一 先生 → 一般会員へ移行

8.総会各種委員会報告

  1. 以下の先生より評議員会で御発言・御報告いただいた。
  1. ・塩瀬 明 先生(選挙管理委員会)
  2. ■次期評議員、推薦評議員の選出について
    ・本年度、肺分野の欠員が4名あったが、交渉により九州地区より残り4名推薦承認いただいている旨の報告がなされた。
  1. ・塩瀬 明 先生(会誌編集委員会について)
  2. ■GTCC(General Thoracic and Cardiovascular Surgery Cases)創刊について
    GTCSの姉妹誌GTCCが本年(2022年)より創刊し、2022/7/26時点での投稿数(計50編)Editorial:2編 心臓:24編 肺:22編 食道:2編があり、間もなくonline open access 発刊となるため、是非九州地区からご投稿いただければ、とのお願いがなされた。
  1. ・塩瀬 明 先生(地方会のあり方委員会)
  2. ■本会・地方会の一体化後の年会費徴収について
    以下昨年度の報告事項であり、順調に進んでいる旨の報告がなされた。
    →未納年会費(2020年以前)については、九大事務局にて今後も納入案内を行う。
    →2021年度分より:地方会評議員年会費 3,000円/地方会のみ会員年会費 3,000円
  1. ・塩瀬 明 先生(JATS Case Presentation Awardsについて)
  2. ■「九州地方会総会 今後の開催時期」について
    九州地方会総会は、例年7月下旬の平日(木金)開催しているが、本会の「地方会あり方委員会」で議題にあがり、総会との一体化を図るためにももう少し早い時期での開催要請があった。

    理由:
    本会学術集会の開催が10月末頃であるが、九州からのアワード推薦者連絡が8月上旬となり、以降の発表者抄録の提出まで期間がないため、本会での開催準備に影響が大きい。
    現状:
    本会「地方会あり方委員会」委員長 渡邉敦先生に下記2点で了解いただいている。
    ①2023年の会期については、すでに7月末開催で決定している。
      第56回(2023年) 2023/7/26(水)~7/28(金)
    ②2024年以降は、事務局と主催校で調整して早めの開催とする。

    〈今後について〉
    会期について大会長にある程度一任し、その分野毎の関連学会の状況をみていただき、出来るだけ早い時期(7月初旬頃まで)に開催いただきたいが、心肺食分野全てが空いた時期がなかなかなく調整が難しい。本学会事務局に今一度相談してみるが、7月上旬もしくは4~5月頃まで大会長権限ということで会期が繰り上がる可能性もあることを承認いただきたい、と説明がなされた。
  1. ・永安 武 先生(JATS Case Presentation Awardsについて)
  2. ■「JATS Case Presentation Awardsの規程」について
    2022/2/18(金)開催の、臨時世話人会(ウェブ)での承認事項の報告がなされた。

    1)本選受賞者のcase report誌への投稿について
    九州からのアワード推薦者のうち、本選にて受賞(最優秀、優秀)された場合には、GTCCへの投稿を推奨します。アクセプトされた場合には、次年度の地方会総会にて地方会事務局より、賞金(最優秀:10万円、優秀:5万円)を授与します。

    2)本選での受賞経験者(最優秀賞もしくは優秀賞)について
    過去に日本胸部外科学会学術集会において、『JATS Case Presentation Awards』受賞経験のある者は、九州地方会総会において、応募・発表・受賞は可能ですが、本選には出場できませんので、予めご了承ください。
    その場合、本選への出場権(推薦)はないため、他の方が繰り上げとなる。
    ↓↓↓
    繰り上げ推薦を行う場合:原則、同セッション内からの繰り上げを行う。
    点差が大きい場合には、大会長にて判断いただく。

    3)本選への推薦(心6、肺4、食1)において、辞退者が出た場合:
    繰り上げ推薦が間に合わない場合には、推薦数減のまま本学会へ報告を行う。
  1. 塩瀬 明 先生(対外委員会、ロボット心臓手術関連学会協議会より)
  2. ■心分野から新規手術手技の申請について
    3手術手技申請(ロボットによる:ASD、腫瘍切除、弁置換術)を行った旨の報告と、新規申請がある場合、出来れば来年以降評議員会にて各委員会で発言報告いただきたい旨、お願いがなされた。

9.ホームページの件

  1. 総会終了後には新役員と第55回議事録がアップされることが報告された。
  2. HPアドレス:http://jpatsk.com/

10.その他

  1. 10-1. 企業からの資料提示について
  2. 今回第55回総会の共催企業(外資系)1社より、社内審査(団体性の確認)の目的で、九大事務局の会計報告書、役員リスト、会則について提示要望があった。
    → 世話人会にて審議のうえ、提示を行った。又、書面審議の結果、今後も同様の依頼があった場合は、都度対応を行う旨、報告がなされた。
  1. 10-2. 賛助会員の設立について
  2. 九州地方会の財源が減傾向であったが、本会からの会費徴収の配分もあり、少しずつ戻って来ているところである。しかしながら、会員の負担はそのままでベースラインを少し上げていくためにも、関東甲信越地方会に倣い、九州でも賛助会員を設立する方向で対応していくことが報告され、関東甲信越地方会よりいただいた以下情報の説明がなされた。

    〈関東甲信越地方会より〉
    関東甲信越地方会(2022年2月情報):賛助会員 6社
    (株)アスト、エドワーズライフサイエンス(株)、(株)エムシー、泉工医科工業(株)、テルモ(株)、日本ライフライン(株)

    ・本会と連動はしていない、賛助会員は本会と切り離して考える
    ・支援いただいている企業
    ・会計報告書の提示は求められた事はないが、ホームページに掲載をしている

    〈規程〉
    ・1年間で10万円 ※2年未納で退会
    ・抄録集に賛助会員一覧を掲載、1部~数部配布
    ・他、特典なし
  1. 10-3. 血管外科地方会 本会地方会一体化(地方会のみ会員廃止)について
  2. 血管外科学会では、2023年より地方会と一体化。「地方会のみ会員」の廃止となるが、胸部外科学会九州地方会においては、「地方会のみ会員」はまだ廃止していない。昨日の世話人会において、若手医師の学会発表の場を増やす目的で九州地方会においては、このまま「地方会のみ会員」を継続することとなった旨、報告がなされた。
  1. 10-4. 細則の変更について
  2. 名誉・特別会員の推薦年齢、地方会評議員の定年について、全会一致で承認され、以下の通り、規程変更して運用することとなった。

    1)【細則変更 案】 第1条1項 名誉会員
    現 行)
    「名誉会員は66歳以上の本会会長経験者あるいは、胸部外科に多大な貢献をした者とする。」
    変更案)
    「名誉会員は本会会長経験者あるいは、胸部外科に多大な貢献をした者とする。又、4月1日時点で65歳に達した者とする。」

    2)【細則変更 案】 第2条1項 特別会員
    現 行)
    「特別会員は66歳以上の者とする。」
    変更案)
    「特別会員は4月1日時点で65歳に達した者とする。」

    〈第2条に、以下1文の追記を提案〉
    特別会員該当者については、事務局が会長に連絡し、世話人会で審議する。

    3)【細則変更 案】 第3条6項 地方会評議員
    現 行)
    「3月31日をもって65歳を越えた場合、九州地方会総会の評議員会終了をもって、評議員は定年となる。」
    変更案)
    「4月1日時点で65歳に達している場合、その年の九州地方会総会の評議員会終了をもって、評議員は定年となり、一般会員へ自動移行となる。」
  1. 10-5. 推薦評議員への特典について
  2. 現行、新推薦評議員に承認された先生へ総会終了後、委嘱状を会長名にて送付しているのみ。
    委嘱状の他、特典付与についての検討がなされ、名誉・特別会員の胸リボンのように、評議員であることが分かるよう、今後の総会で名札のネックストラップ配布を行うことの報告がなされた。
    費用については九大事務局より捻出を行う。
  1. 10-6. 申し合わせ事項への追記について
  2. 申し合わせ事項の「会長」について、以下追記を提案し、全会一致で承認された。
    現 行)日本胸部外科学会評議員とする。
    変更案)日本胸部外科学会評議員とする。選出された会長は必要に応じて大会長判断にて副会長を指名することができ、メールにて会員へ通知する。(副会長ではなく、2名会長を希望する場合には、世話人会での審議承認も必要とする。)
  1. 10-7. 各種 研究会・学会に関する告知について
  2. 以下の先生方から、今後の学会・研究会の告知、また開催終了後の報告が行われた。

    ・田山 栄基 先生
    (久留米大学医学部外科学講座 心臓血管外科 教授)
    ■第84回日本臨床外科学会総会
    〈2022/11/24(木)~26(土)〉

    ・杉尾 賢二 先生
    (大分大学医学部呼吸器・乳腺外科学講座 教授)
    ■第63回日本肺癌学会学術集会
    〈2022/12/1(木)~3(土)〉

    ・古川 貢之 先生
    (宮崎大学医学部外科学講座 心臓血管外科)より
    ■第12回日本心臓弁膜症学会
    〈2022/12/16(金)、17(土)〉

    ・田川 努 先生
    (国立病院機構 長崎医療センター 呼吸器外科)
    ■第63回日本肺癌学会九州支部学術集会
    ■第46回日本呼吸器内視鏡学会九州支部総会
    〈2023/2/10(金)、11(土)〉

    ・藤 也寸志 先生
    (国立病院機構 九州がんセンター 院長)
    ※代理発表 森田 勝 先生
    (国立病院機構 九州がんセンター 消化管外科、副院長)
    ■第74回日本気管食道科学会総会ならびに学術講演会
    〈2023/11/14(火)、15(水)〉

    ・明石 英俊 先生
    (社会医療法人共愛会 戸畑共立病院 顧問)
    ■第50回日本血管外科学会学術総会
    〈2022/5/25(水)~27(金)〉

    ・塩瀬 明 先生
    (九州大学病院 心臓血管外科 教授)
    ■第27回日本Advanced Heart & Vascular Surgery/OPCAB研究会
    〈2022/7/16(土)〉
    ■第119回日本血管外科学会九州地方会
    〈2022/9/10(土)〉
    ■第7回九州・沖縄地区補助人工心臓研修コース
    〈2022/10/29(土)〉

    ・宮本 伸二 先生
    (大分大学医学部 心臓血管外科 教授)
    ■第56回日本胸部外科学会九州地方会総会
    〈2023/7/27(木)、28(金)〉

旧世話人2名よりご挨拶がなされた

  1. 西村 陽介 先生
    産業医科大学 心臓血管外科 教授
    白石 武史 先生
    福岡大学医学部 呼吸器・乳腺内分泌・小児外科 准教授

「第57回日本胸部外科学会九州地方会総会」会長より、副会長の指名について

  1. 田中 文啓 先生(産業医科大学 第2外科 教授)より、10-6の議題で承認された副会長指名について、西村 陽介先生(産業医科大学 心臓血管外科 教授)にお願いしたい旨の発言がなされた。